8月10日の二曲目
📅 August 05, 2019
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こんにちは、梁です。 まるでオペラ《魔笛》を思わせるバラエティに富んだ内容の一曲目、モーツァルトのソナタに続くのは、
ピアノとヴァイオリンのための幻想曲 ハ長調 D934(F. シューベルト)
これまた、ノンストップで次から次へと表現したい事にあふれている曲です。
ちなみに、私の個人的な調べではありますが、この曲をプログラムに入れると話すと、周囲の音楽仲間は皆、似たような反応。
「あれは、ほんっっと大変な曲だよね!」
※国籍・年齢・男女問わず
そして、また口を揃えて言うのです。
「でも、本当に素晴らしい曲だよね…」と。
そのうち可愛かった反応の一つ。
とある音大の学生さんが私達のリハーサル場所に偶然入って来た時に
「Oh…. diese Musik ist so schön…」
(あぁ、この曲、ほんとに綺麗だわ…)
と、うっとりしながら言ってくれたこと。
そんな夢見心地のメロディ(動画の歌曲を引用) の合間に、オーストリア/ボヘミアのシューベルト色もガツンと出てきます。すっごく魅力的!
そして、ピアノとヴァイオリンのヴィルトゥオーゾもあります。普段、ピアノパートも(弾き真似に近いですが)楽しく練習する私。この曲に関しては、その気が起きない程の難しさ。ピアノの裕子ちゃんの素晴らしい演奏を私も堪能させて頂いてます。
最後の最高地点、フィナーレまでおよそ25分の旅。ぜひ、皆さんに聴いて頂きたいです!
Ian Bostridge __„Sei mir gegrüßt“ F. Schubert __
Embedded content: https://www.youtube.com/watch?v=5pwrNFkQqLg