8月10日の三曲目
📅 August 06, 2019
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こんにちは、梁です。モーツァルト、シューベルトと続き、三曲目、の前にはご想像通り休憩が入ります!(まあ、ここで休憩が入らないと、演奏者もお客様も倒れちゃうね)
休憩の後は
ヴァイオリンとピアノのための3つのロマンス op. 22 (C. シューマン)
今年生誕200年を迎えるクララ・シューマン:
作曲家ロバート・シューマンの妻、作曲家J. ブラームスの長らくのライフパートナーでした。
彼女は早くから作曲家、ピアニストとしての才能に恵まれ、彼女自身もそれに気づいていました。
しかし、彼女の生きた19世紀は女性が職業として音楽をすることを認められていない時代。
例えば、有名なメンデルスゾーンのお姉さん、ファニーも作曲において能力が高かったですが、他の男性達のようには認められなかったそうです。
クララもいつしか日記にこう書いて嘆いています。 「私には音楽の才能があると思っていたけど、もう諦めた。女性が作曲をしたいという希望は持ってはいけない。だって誰もそれは成功していないから。」
この3つのロマンス op.22 はそれぞれがはっきりとしたキャラクターで、歌曲のように作曲されています。
彼女はすべての音楽の基本は歌である、と考えていたそうです。 それ故に、歌曲もたくさん作曲しました。
純真なメロディ。 ピアノとヴァイオリンが会話をするように、歌うように、心地よい演奏が出来ればと願っています!